T-Mobileの新しいAndroid携帯「myTouch 3G」は台湾HTC製。日本でNTTドコモが提供している「HT-03A」と同じ端末ではないかと見られている(写真はNTTドコモのHT-03A)
米国の携帯キャリアT-Mobileは、昨年10月に発売した「T-Mobile G1」に続くAndroid搭載スマートフォンの第2弾として、「iPhone」よりも小さく、G1よりも薄い新機種を発売するようだ。米国Wall Street Journal(WSJ)が報じた。
WSJの報道によれば、T-Mobileが発売を予定しているのは台湾HTC製の「myTouch 3G」で、来週にも今夏の発売がアナウンスされる見込みだ。
myTouch 3Gはタッチスクリーンを備える一方、キーボードは搭載していない(画面上の仮想キーボードを使用する)。トラックボールとナビゲーション・ボタンはG1 を踏襲しているが、その他の点ではあまり似ていない。光沢のある外観で背面は丸みを帯びており、WSJ記者曰く、「iPhoneよりも小さく、G1よりも薄い」とのことだ。音声によるWeb検索機能やビデオ録画機能も搭載されるらしい。
以上のスペックを総合的に見ると、myTouch 3Gは、現在英国で販売されている「HTC Magic」(日本ではNTTドコモの「HT-03A」)と基本的に同じモデルなのではないかと考えられる。
先月開催された米国Googleの開発者向けコンファレンス「Google I/O 2009」では、参加者全員に無料でHTC Magicが配布された。そのときはGoogleの気前の良さに驚かされたものが、Magicを米国でも発売するつもりだったとすれば、マーケティングの観点からすれば納得のいく行為だと言えよう。
Googleは以前から、米国市場向けに多種多様なAndroid端末が提供されると述べていた。WSJの記事によれば、Googleは今年だけでおよそ 18モデルのAndroid端末が登場することを見込んでいるという。だが、現在のところそうした宣伝文句や予測ばかりが先行しており、実際に米国市場で販売されているAndroid端末はまだG1だけだ。
近日中にAndroid搭載の新しい端末が店頭に並ぶことを示唆する兆候は、現行端末の価格動向からもうかがえる。myTouch 3Gは179ドル99セント(2年契約の条件付き)になるとうわさされている。これはG1が発売されたときと同じ価格だ。一方で、T-Mobileは最近、G1の価格を149ドル99セントへと30ドル引き下げた。これは新しいGoogleフォンがまもなく発売される兆候と見てよいかもしれない。いずれにしろ、来週になればもっと詳しい情報が明らかになるはずだ。
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