このGoogleとアップルの間の戦争は、国内3大キャリアの各々の利益も入り混じり、深く深くなっていっているが、一方では、アップルと聯通が合意に達し、まもなくiPhoneが中国に上陸しようとしている。

 このGoogleとアップルの間の戦争は、国内3大キャリアの各々の利益も入り混じり、深く深くなっていっているが、一方では、アップルと聯通が合意に達し、まもなくiPhoneが中国に上陸しようとしている。

またもう一方で、中国移動のOMS OS搭載機Ophoneも発売が秒読みの段階になっており、昨日、同紙が携帯メーカーの内部関係者から情報によると、まず2種類のGSMネットワークのOphone、DELL MINI3iと多普達(Dopod)が量産体制の段階に入ったとのことだ。中国電信については、モバイル事業の開始が一番遅く、急速にユーザーを獲得してはいるが、これまでのところ、中国電信はまだiPhoneやOphoneのような比較的ハイエンドな製品は提供できていない。

■国内キャリアがGoogle、アップルの戦場となる

 最近、英国OVUMコンサルティング社が発表した分析レポートによると、2009年、3Gと付加価値サービスは中国3大キャリア間の競争が激しい分野で、「3キャリアとも異なる3G標準を利用しているので、消費者は3G携帯とサービスを選択する際にしばしば混乱しており、彼らはネットワークのカバー率及びネットワークの品質があがるのを待っている。」この観点を鑑みると、レポートでは中国3Gユーザーの増長はこれまでのところ予測よりも遅いと考えているようである。

 このような状況下iPhoneの参入は中国に変化をもたらしている。「WCDMAはある種成熟した方式で、iPhoneと言う全世界的に有名な端末製品と相まって、長期的な時間はかかるかもしれないが、中国聯通は3Gユーザー、特にハイエンドユーザーのシェアをかなり占められるのではないかと予測している。」華捷コンサルティング社通信業界アナリストの鄭重湘氏は、これを原因として、中国移動はOphone発売の歩調及びMobile Marketの展開を早めていくであろうと語った。

 「中国電信に参加しているブランドは多く、端末も少なくないが、最も重要な問題が解決されておらず、それはiPhone、Ophoneに匹敵するキラー製品がないことだ。」OVUMのレポートによると、短期間でiPhoneの影響力を形成するのは困難であるが、中国移動は現在約40社の携帯製造メーカーと交渉しており、Ophone関連の強力関係を作り上げているとのことだ。

 中国電信については、まだ期待される製品が存在しない。

■双模双待(※筆者注:CDMA/GSM双方同時に使える携帯の別称)は電信の決め手にはなり辛い。

 数十種類のブランド、100を上回るモデル。中国電信の携帯電話販売サイトのページを開くと、ここにはたくさんの国内外の携帯ブランドが集結している。しかし「ノキア」のブランドゾーンに行った時には、モデルが何もないことに気づく。アップルも無くノキアも無いとうことは、つまり中国電信の携帯電話はスマートフォン市場全体で統計にも載らないさびしいものしかなく、と言うのも現在のノキアのSymbianとiPhoneが利用しているアップルMac OSは、グローバル市場で最高のシェアを占めるOSであるからだ。

 判明しているのは、現在の中国電信の主力モデルは、宇龍酷派、サムスン、LGの3大ブランドに集中しており、ほぼすべてのハイエンドモデルを占めているということである。

 OVUMのレポートによると、ユーザーのARPU値を高めるには、3キャリアともにハイエンドユーザーをターゲットにすべきとのことだ。現在の中国電信の端末の「ブランドイメージ」を見ても、ハイエンド端末の大部分がハードウェア上に「双模双待」を配置しているのが売りになっている。

 鄭重湘氏は、双模双待の初期の目論見は、ハイエンドGSMユーザーをCDMA市場に引き入れるためだったが、これは恒久的な解決策ではなく、主要なオープンOSは離れていき、データ業務のサポートも不足していることから、短期間でARPU値への貢献は難しいであろうと語った。現在、多くの人の焦点はiPhoneとOphoneに集めており、中国電信もまた人々の目を引く製品を探し求めている。

■電信もまもなくAndroidをスタートするであろう

 OVUMのレポートによると、かつて将来の発展に対する問題について中国電信に質問をしたところ、得られたのは中国電信があるスマートフォンを発売していくということであった。

 今年の3月、ある報告によると、中国電信はBlackBerryのメーカーRIM社と基本合意に達し、中国全土に向けてBlackBerry携帯を推進し、モバイルデータ事業を強化し、ハイエンドユーザーの基盤を築き、いくつかの省では既に同業務の展開を開始し、9530モデルのBlackBerry携帯を販売していると言われていた。

 半年が過ぎたが、この業務は中国全土で開始しておらず、中国電信もBlackBerry及びメーカーのRIM社に対しいかなるコメントもしていない。記者が昨日獲得した新たな情報によると、中国電信はあるいは中国移動と似た戦略を取り、Androidを利用している携帯メーカーを引き入れようとしているとのことだ。深センに位置するある携帯メーカーがこのニュースを裏付けるコメントをした。「マイクロソフトのWinCEあるいはWindows Mobileはすべてソフトウェアライセンス費がかかるので、我々が生産しているCDMA携帯はAndroid OSを採用しており、コスト的には10~30米ドル節約することができる」とこの関係者は述べた。


【書評】
 本文でも指摘されているとおり、中国移動→Ophone OS(Androidベース),MobileMarket、中国聯通→iPhoneと今後の3Gの主翼を担っていく製品/サービスが公になってきているが、中国電信は確かにホットな話題が聞こえてこない。上海などで街中を歩いていても中国移動、中国聯通のモバイルショップはよくみかけるが、中国電信のモバイルショップはみかけない。5月頃にOS開発の可能性も検討している、と言うニュースも入ったが、その後の音沙汰はない。

 中国電信は3G発給前のキャリア再編に伴い、中国聯通のCDMA事業(資産・ユーザ含む)を買収しCDMA2000の規格で3G事業を開始しているが、その辺の統合などが、まだスムースに進んでいないのであろうか。ただ、3G基地局の設置に関しては、中国電信は342都市で通信網を設置しており、中国聯通の100都市と比べても単純比較だが、3倍以上の通信網を備えているし、中国移動にも現時点では大きく水をあけている。

 現在、中国の携帯電話市場はユーザー数が6億7,900万件ではあるが、うち4.83億が中国移動のユーザーと言われている。しかし3Gは中国移動がTDーSCDMAと言う中国標準のものに対して、中国電信はCDMA2000と日本・北米・韓国などでも利用可能な企画である。もともと底力はある会社でもあるし、「海外でも使える3G」などを武器に、一気に形勢逆転の手を打ってくる可能性は高い。(執筆者:中尾貴光 安徽開源軟件有限公司)

Posted by kitla at 痞客邦 PIXNET Comments(0) Trackback(0) Hits(30)